『白鹿亭綺譚』 アーサー・C・クラーク  平井 イサク 訳 ハヤカワ文庫SF

白鹿亭綺譚 (ハヤカワ文庫 SF 404)

白鹿亭綺譚 (ハヤカワ文庫 SF 404)

「みなさんお静かに」
「ビッグ・ゲーム・ハント」
「特許出願中」
「軍拡競争」
「臨界量」
「究極の旋律」
反戦主義者」
「隣の人は何する人ぞ」
「とかく呑んべは・・・」
「海を掘った男」
「尻ごみする蘭」
「冷戦」
「登ったものは」
眠れる美女
「アーミントルード・インチの窓外放擲」

クラークのSFユーモア法螺話である。

『太陽からの風』よりは小説になっている話が多い。

一番面白かったのはもちろん「反戦主義者」である。

この作品を徹底的にバージョンアップしてシビアにするとホーガンの「創世記機械」になる。