『黄昏にマックの店で』 ロス・トーマス 早川ミステリアス・プレス文庫
黄昏にマックの店で (ハヤカワ文庫―ミステリアス・プレス文庫)
- 作者: ロストーマス,Ross Thomas,藤本和子
- 出版社/メーカー: ミステリアスプレス
- 発売日: 1997/02
- メディア: 文庫
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「パパたちは十三歳ってのが、いったいどんな年頃か、覚えてさえいないくせに」
「ありがたいことにな」
「つらかったのよ」
「誰でも十三のときはつらいんだ」
苦悩する子供を軽くスルーして
おっさんの今を感謝する大人の為のエンタメ。
相変わらず、うっとおしい心理描写が無く、
主人公サイドが民間人なのがロス・トーマス の魅力。
謀略小説はスパイ小説とほぼ同義だが、
愛国心溢れるプロスパイは常に唾棄すべき敵なのはいいよな。
今回の敵はCIA。主役は元刑事の俳優w
マックとパディロは脇役ですww