『神が忘れた町』 ロス・トーマス 早川ミステリ文庫

神が忘れた町 (ミステリアス・プレス文庫)

神が忘れた町 (ミステリアス・プレス文庫)

神が忘れた町、

それは逃亡者に25万$で完璧な隠れ家を提供する

人口1万人足らずの小さな町ドゥランゴ

陰謀に嵌められ刑務所に送られ、

判事の職を失ったジャックは、義理の息子のケリーと共にドゥランゴにて、

敵への反撃を開始する。

弁護士時代や判事時代に稼いだ50万$を使い切る前に、

敵を焙り出し決着は付くのか?

裏切りも計算した複雑な謀略戦が開始される。

資金に限りがあるのに、

死亡した味方の母への送金は最後まで続けようとする主人公がかっちょええ!

プロットが複雑すぎて途中まで理解し辛いが、終盤はデラ面白いです。