『イティハーサ』 水樹和佳

イティハーサ 15―第五部 最終章 (ぶーけコミックス)

イティハーサ 15―第五部 最終章 (ぶーけコミックス)

八百万の神々が生きていた古代日本。

「目に見える神々」

の戦いが繰り広げられていた。

さらに、「目に見えない神」も存在した。

地味に真面目に生きようとする人間も神々たちの戦いに巻き込まれる。

「ソイヤッ!ソイヤッ!ソイヤッ!」

祝詞を唱え、神に味方され味方する人間たち。

だが、主人公は、善の神が与え給う永遠の幸福をラストに拒否する。

苦悩する不幸な人生を真面目に地味に生きることこそが、人間の生き甲斐である。

幸福という餌で人類を脅迫するふざけた神はイラネ。