『死角 オーバールック 』 マイクル・コナリー 講談社文庫

死角 オーバールック (講談社文庫)

“ハリー・ボッシュ”シリーズ13作目。

これはコナリーファンにも評価が分れる作品かもしれないが、

私がコナリーに期待してたのはこっちの方向。

面白い、感動すると言っても色んなパターンがあるが、

私が理想とするのはこの小説のような感動です。

ある意味アホサー・クルッテリィと同じような

やってはいけない事をやってしまった本格推理小説の傑作です。

これをどう評価するかで、読書人のスタンスも計れる。

己のスタンスを確認する為にも全人類が読むべき小説である。

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